子育てにイライラするのは自分だけなのかと悩むことはありません!
どんなにわが子がかわいくても、子どもとの生活は思い通りに行くことばかりではありません。ついイライラしてしまい、ストレスがたまってしまいますよね。
「子育てのイライラ」について ママたちにアンケートを行ったところ、ほとんどのママたちが育児にイライラした経験があることがわかりました。
今回は、ママたちはどんなときにイライラしてしまい、どのようにイライラを対処しているのかを紹介します。
子育てイライラがやばい……
アンケート調査によると、なんと91%ものママが育児でイライラを経験していました。
さらに、イライラの頻度について質問したところ、約半数のママたちが毎日イライラしていることが発覚!
ママ自身も「イライラしすぎてやばい」「虐待したらどうしよう」と思いつつも、イライラする気持ちを抑えられないようなのです。わかるわ…。
子育て中イライラの主な原因
どうしてイライラしてしまうのかをママたちに考えてもらいました。原因の上位には「子どものわがままや反抗」「思うとおりにいかない」といった理由が挙がりました。
赤ちゃんならイヤイヤ期、小学生以上の子どもなら反抗期もあり、子育て中の悩みは尽きないもの。育児中の生活にはよくある瞬間に、怒りが抑えられないこともあるようです。
また、ママたちには育児による「睡眠不足や疲労」が溜まっているうえに、「家事や仕事の負担」もあり、心身ともに余裕がないこともイライラの原因になっていることが伺えます。
イライラしてしまう頻度
次に、イライラする頻度を質問したところ、5割のママが毎日イライラしていると回答。1日に何度もイライラしてしまうというママも多く、育児中のママたちはストレスフルな生活を送っているようです。
1位 週に数回 30%
2位 1日に何度も 28%
3位 毎日 25%
4位 月に数回 8%
5位 ほとんどない 7%
6位 全くない 2%
子育てイライラが止まらないときどうする?
次に、ママたちがイライラしてしまったときにどのように対処し、解消しているのかを教えてもらいました。
子どもから離れる
先輩ママたちは、イライラのきっかけとなった子どもから離れ、クールダウンしているようです。子どもと距離を置くことで落ち着くことができ、余計なイライラを減らすことができそう。
感情が抑えきれずに怒鳴ったり余計なお説教をしたりで、後悔してしまうママにおすすめの方法かもしれません。
子どもに寄り添う
イライラを止めるために「子どもから離れる」というママとは対照的に、あえて子どもに寄り添うママたちもいました。ときには仕事や家事を後回しにして、子どものことだけに集中するのがポイントのようです。
自分と向き合う
イライラした気持ちを外に出さず、自分の感情と向き合う方法もありました。イライラの正体を見つけることで、自分の感情をコントロールしたり、子どもへの上手な伝え方が見えてくるというメリットがあります。
別のことをする
イライラした気持ちのまま過ごしていても状況はよくならないため、別のことをして気分転換するのもおすすめ。
イライラしてしまったときのために、気持ちを落ち着かせるために没頭できることをあらかじめピックアップしておくといいかもしれません。
考えることをやめる
多くのママが子育て中のイライラの原因として「睡眠不足や疲労」「家事や仕事の負担」を挙げているように、ママたちはお疲れ気味。
だからこそ、イライラしたときには特別な行動をせず、休むことも必要だといえそうです。
子育てでイライラしない人になるには?
育児中の生活ではイライラしてしまうことが多いとはいえ、ママたちは好き好んでイライラしているわけではありません。
子育てでイライラしない人になるためには、どうしたらいいのかをママたちに考えてもらいました。
余裕が必要
人は余裕がないときにイライラするもの。一口に余裕と言っても、身体、精神、時間、金銭など、ママたちが必要としている余裕はさまざまであることがわかります。
ママひとりの努力ではどうにもならないこともあるものの、「母親だからがんばるべき」という思い込みを手放すことができれば、自分で自分を苦しめることはなくなるかもしれません。
自分をコントロールする
どんなママだって人間だもの…、イライラしてしまうことはあるでしょう! だからこそ、怒りの感情をコントロールしたり、できるだけイライラしないための感情のトレーニングが必要と思っているようです。
パパの協力
ママひとりで家事や仕事をしながら育児をしていれば、キャパオーバーになるのは当たり前。いっしょに育児をする相手がいれば、ママの負担は減り、イライラすることも減るはずです。
期待をしない
妊娠中は子育てに対する理想やあこがれを抱いたママも多いことでしょう。
しかし、現実は思い通りにはいかないことを既に痛感しているはず。イライラを回避するためには、心に余裕が必要。そのためにも、「〇〇であるべき」といった理想は手放したほうがよさそうです。
その他
子どもの成長に応じた特性を学び、理解することでイライラが軽減できたという声も。子どもが何を求めているか、何を考えているかがわかれば、確かにイライラする回数も減りそうです。
子育てイライラ解消法
イライラしないようにと心がけていても、うまくいくときばかりではありません。そこで、先輩ママたちのイライラ解消法を教えてもらいました。
おいしいもの・すきなものを食べる
がんばっているごほうびに、おいしい物や好物を食べて気分転換を。おいしい物を食べると幸せな気持ちになって、イライラした気持ちもなくなりそう。イライラしたときのために、子どもには内緒の特別なスイーツを常備しておくのもおすすめです。
自分時間を確保する
手のかかる小さな子どもを育てている時期だからこそ、ママにとってひとりになれる時間は大切です。子どもに振り回されることなく心ゆくまで好きなことに没頭できるため、日中の疲れやイライラもいやされそう。
誰かに話を聞いてもらう
ストレスで大爆発を起こす前に、ガス抜きすることも必要です。同じ親であるパパやママ友に話を聞いてもらうだけでも心が軽くなりそう。また、時には専門家に頼って悩みを打ち明けるのも必要かもしれません。
寝る・休む
まずは、ママが心身ともに健康であることが大切。イライラしたときだけでなく、疲れているときにはしっかり休息を取りましょう。疲れが取れてスッキリしたら、きっと笑顔で子どもと向き合えますよ。
まとめ
イライラせずに子育てができる方法を先輩ママたち教えてもらいました。
という声もあるように、いろいろと努力をしていてもイライラがなくならないのも現実です。イライラしない子育て方法を見つけるのは、ママたちにとって永遠の課題かもしれません。
しかし、イライラを解消したり、コントロールすることならできるはず。先輩ママたちの体験談を参考に、子育て中のイライラと上手につきあう方法を見つけてくださいね。
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