子育てママにとって車は必需品のひとつ。家族みんなでのおでかけや、子どもの送迎など、車ならまわりの人に気兼ねすることなく移動できますし、途中で子どもが寝てしまっても安心ですよね。
今回は、子育て中のママたちに、車選びについてアンケート調査を実施しました。先輩ママたちはどのような車に乗っているのでしょうか。
ママたちが選んだファミリーカーの車種やメリットやデメリット、車を選ぶポイントや買い替えのタイミングについて紹介します。
子育て世代の車事情と動向
まずは、子育て世代の車事情について、ママノワのアンケート結果と国土交通省の調査結果をあわせてご紹介します。
子育て世帯の約87%が車を所有
子育て中のママたちにママノワが独自のアンケート調査を行ったところ、約87%の子育て家庭が車を所有していることがわかりました。
Q:現在、車を所有していますか?
1位:1台所有している 54.2%
2位:2台所有している 26.2%
3位:車を所有していない 13.1%
4位:車を所有していないがカーシェアを利用している
5位:3台以上所有している
「1台所有している」と回答したママが6割近く、2台・3台目も所有しているという家庭もありました。
また、車を持っていないものの、カーシェアリングを利用して車に乗っているママもいます。子育て世代にとって、車は生活に欠かせないものであることがうかがえます。
ママの仕事の一つに送迎
ママたちはどのような目的で車に乗っているのでしょうか。9歳以下の子どもがいる、共働き世帯への調査結果を見てみましょう。
男性・女性ともに車での移動は通勤がもっとも多いのですが、女性の場合は「送迎」が「通勤」に匹敵するほど。
2015年はわずかに通勤が上回っているものの、2021年の調査では送迎が通勤の回数を超えています。さらに、女性の「送迎」を目的とした車での移動は、男性の約5倍という結果に。車での送迎はママの仕事であるといえそう。
通勤・通学する家族を自宅の最寄り駅まで送迎したり、子どもを習い事に連れて行ったりと、ママが車を運転する機会は多いようです。
車での送迎!地方は都市の倍以上
子育て中のママたちが車で移動する回数が多いとはいえ、実は住んでいる地域によっても違いがあることがわかりました。
送迎に車を使用する女性は、三大都市圏なら40.1%ですが、地方都市圏なら約88.6%にものぼります。地方都市圏では公共交通機関よりも、自家用車を使用する機会が格段に多いようです。
2台、3台と車を所有しているのは、地域性にも関係あるようです。
出典:国土交通省都市局都市計画課 都市計画調査室「都市における人の動きとその変化 ~令和3年度全国都市交通特性調査集計結果より~ 」
子育てママの車ランキング!所有車のタイプ
子育てには車が欠かせないといっても過言ではなさそう。それでは、ママたちはどのような車を選んでいるのでしょうか。
所有する車のタイプと、実際に乗ってみてわかったメリットやデメリットについて教えてもらいました。
【1位】軽自動車
子育てママが所有する車ランキングの1位は「軽自動車」でした。
軽自動車とは、日本独自の規格で定められたコンパクトなボディが特徴の車です。排気量は660cc以下、定員は4名以下と定められています。
小回りが利いて運転がしやすいだけでなく、自動車税や自賠責保険が安くて経済的であるというメリットがあります。
「近所で用事を済ませるにはちょうどの大きさ(子ども 高校生・40代のママ)」
「燃費がいい(子ども 小学生中学年・30代のママ)」
「コンパクトで狭い道も乗りやすい(子ども 4歳と小学生低学年・40代のママ)」
「出勤するのに軽自動車はらくちんで、遠出は大きい車が楽(子ども 高校生と高校生以上・40代のママ)」
「価格自体が安くて燃費もいい。しかし車内が狭く、子供が大きくなると後部座席が狭そう(子ども 中学生・40代のママ)」
「コンパクトでサイズが丁度よい。小回りがきく。スライドドアでないから雨の日は手が濡れる。こどもが小さい時に何度かドアにぶつかった(子ども 5歳・30代のママ)」
「大きい車と事故が起きた時が怖い(子ども 3歳・40代のママ)」
車体だけでなく、価格もミニマムに抑えられるのが軽自動車のいいところ。子育て中のママたちは通勤や買い物、子どもの送迎などの用事を済ませるのに軽自動車を活用していました。
セカンドカーとして軽自動車を所有している家庭も多く、普段は軽自動車、レジャーは他の車と使い分けているようです。
【2位】ミニバン
子育てママが所有する車ランキングの2位は「ミニバン」でした。
ミニバンとは、ボンネットが出っ張っていて、後部はボックス型になっている車のことです。
車内空間が広く、3列シート7~8人乗りタイプもあり、大人数で乗れるのが特徴。2列目や3列目のシートを移動することができ、荷物をたくさん積むことも可能です。
「後部座席スライドドアはチャイルドシートをつけている間も開けていられたり、店舗の駐車場などで隣の車にぶつけるという心配はない(子ども 2歳と4歳・30代のママ)」
「メリットは、3列目も普通に座れて、遠出をする時もゆったり過ごすことができ、荷物もたくさん積めること。デメリットは、燃費が悪いこと(子ども 小学生低学年と中学生と高校生・40代のママ)」
「目線が高くて運転しやすい。狭い駐車場は止めにくい(子ども 1歳と4歳と小学生低学年・30代のママ)」
「メリットは車内が広いので、長距離もゆったり乗ることが出来、また買い物の際も荷物がたくさん入る点。デメリットは小回りが効かないので、駐車場で入れにくいことがある点(子ども 小学生低学年と高学年・40代のママ)」
「広いので乗り心地がいい。後部座席は揺れが大きいのでこどもが酔いやすい(子ども 5歳・40代のママ)」
「広々していて祖父母も乗せられる、車高が高く、運転しやすいが子供達は乗りにくい(子ども 1歳と4歳と小学生低学年・30代のママ)」
「車内が広くて良い。税金が高いのがデメリット(子ども 中学生・40代のママ)」
ミニバンの広々とした車内空間は子育て世帯にぴったり。ベビーシートやチャイルドシートを設置しても、ゆったりと乗っていられるようです。
ただ、デメリットを挙げるとすれば、ゆとりの空間ゆえの車体の大きさでしょう。狭い道や駐車場では苦労することもあるようです。
【3位】SUV
子育てママが所有する車ランキングの3位は「SUV」でした。
SUV(エスユーブイ)とは、Sport Utility Vehicleの略で、「スポーツ用多目的車」という意味です。
車高が高いため、悪路でも走りやすく乗り心地がいいのが特徴。4WDのような見た目通りアウトドアで活躍するだけでなく、街乗りにもぴったりの車です。
「雪が多いときなどはやはりSUVが安心(子ども 2歳・40代のママ)」
「大きくて買い物に便利(子ども 1歳と3歳・20代のママ)」
「しっかりしているので振動などが少ない。高速道路などでも安心の走り。車体が大きくて燃費があまり良くない。維持費が高い(子ども 3歳・30代のママ)」
「メリットは荒地でも気にせず進める。デメリットは車内が狭い、後部座席のシートが倒せない(子ども 0歳と1歳と2歳・30代のママ)」
「車体がしっかりしている 最高5人乗りなので家族が増えたら乗り換えなくてはならない(子ども 1歳・20代のママ)」
「運転がしやすい。アシスト機能が便利。後部座席に子どもを乗せるが、開け閉めが不安なので私が開け閉めしている(子ども 小学生中学年・30代のママ)」
SUVの走行性能はママたちも信頼しているようです。ただ、車内空間にもう少し余裕が欲しいのが本音といったところでしょうか。
【4位】コンパクトカー
子育てママが所有する車ランキングの4位は「コンパクトカー」でした。
コンパクトカーとは、一般的な普通自動車よりも車体が小さめで、座席とラゲッジスペースに仕切りのない普通自動車のことです。
運転がしやすく、燃費がいいなどのメリットがある一方で、コンパクトであるゆえに車内スペースに余裕がないことをデメリットとして挙げるママもいます。
「小回りが利いて運転しやすい(子ども 中学生と高校生・40代のママ)」
「コンパクトで狭い道も乗りやすい(子ども 4歳と小学生低学年)」
「メリットはコンパクトながらも荷物も詰めて、人数も乗れることです。デメリットはコンパクトカーなのでしかたないですが、チャイルドシート置くと狭いです(子ども 3歳・30代のママ)」
「家族で乗ってしまうと友達は乗せられないのが残念(子ども 0歳と2歳・30代のママ)」
「こどもの自転車などの大きな荷物が乗らない(子ども 5歳と小学生低学年・30代のママ)」
「維持費がかかる(子ども 5歳・40代のママ)」
運転しやすいコンパクトカーは街乗りにぴったりの模様。ただ、定員の問題から家族しか乗れなかったり、ベビーシートやチャイルドシートを乗せるには狭いといった不満があるようです。
【5位】セダン
子育てママが所有する車ランキングの5位は「セダン」でした。
セダンとは、4ドアタイプで、座席と荷室、エンジンルームがそれぞれ独立した車の事です。座席が独立しているため、静粛性が高く、乗り心地がいいのが特徴。
かつては普通自動車といえばセダンというイメージがあり、タクシーに多く使用されていました。最近のセダンは高級感を追求する傾向にあるようです。
「安心感がある(子ども 小学生高学年と中学生・50代のママ)」
「コスパがいい(子ども 高卒以上・60代以上のママ)」
「燃費が悪い(子ども 中学生と高卒以上・50代のママ)」
「荷物を多く詰めるワゴンにすれば良かった(子ども 中学生・40代のママ)
「乗り心地がいいが、息子の身体には狭い(子ども 高校生と高卒以上・40代のママ)」
「燃費がいいがせまい(子ども 4歳と小学生低学年)」
ママたちもセダンの乗り心地には満足している模様。ただ、後部座席は運転席や助手席ほど快適ではなく、荷物が多くなりがちな子育て世帯にとってはラゲッジスペースに物足りなさを感じることもあるようです。
【5位】ステーションワゴン
子育てママが所有する車ランキングの同率5位は「ステーションワゴン」でした。
ステーションワゴンとは、座席と荷室の仕切りがなく、広々とした荷室が特徴の車です。セダンと似ていますが、後方の形に違いがあります。
「乗り降りしやすい。デメリットは特にない(子ども 0歳・20代のママ)」
「視界が広い(子ども 高校生・40代のママ)」
「メリットは凄く広々としていて乗り心地が良く、デメリットは今現在の所はありません(子ども 4歳・30代のママ)」
「停めにくい(子ども 5歳と小学生中学年・40代のママ)」
「メリットは荷物が沢山積めること、デメリットは燃費(40代の妊娠中のプレママ)」
「狭い道などすれ違いが苦手。やはりゆったり広く座れる(子ども 高校生・50代のママ)」
ステーションワゴンは乗り降りしやすく、乗り心地がいいとママたちは絶賛。しかし、駐車しづらいという声も。
自分で運転するママと、運転せずに乗るだけのママとで、ステーションワゴンに対する評価がわかれるようです。
子育てママが車選びで重視するポイント
子育て世帯ではどのような車が選ばれているのでしょうか。車を選ぶときにママたちが重視するポイントについて解説します。
【1位】価格
子育てママが車選びで重視するポイントの1位は「価格」でした。
子育て世帯に自動車は必須だからこそ、車の価格にはシビアです。価格が抑えられる軽自動車が、ママたちが所有する車の第1位に輝いたのもうなずけます。
「軽自動車なら希望の値段内で装備も充実している(子ども 小学生中学年・50代のママ)」
という声も寄せられました。
【2位】車内の広さ
子育てママが車選びで重視するポイントの2位は「車内の広さ」でした。大きな子どもを持つママだけでなく、小さい子どもを持つママも車内の広さにはこだわっているようです。
車でのおでかけともなればベビーシートやチャイルドシートを設置しなくてはなりませんし、おでかけ先で使うベビーカーを積むこともあります。
さらに、子どもをシートに乗せるためにママやパパが作業したり、時には赤ちゃんのおむつ替えをするスペースも必要なようです。
「ウォークスルーはとても使いやすいなと思います。乗せ降ろしがしやすいだけでなく、こどもがぐずった時はすぐに隣に行くこともできます(子ども 1歳・30代のママ)」
と、車内が広ければ快適なだけでなく、子どものお世話がしやすいというメリットもありました。
【3位】燃費
子育てママが車選びで重視するポイントの3位は「燃費」でした。ガソリンの価格が気になる昨今、毎日の生活に欠かせない車の燃費は気になるところです。
しかし、ママたちは燃費のよさを重視しているとはいえ、アンケート結果によると燃費の悪さを後悔しているママが多いこともわかりました。
燃費がよくないことに目をつぶって気に入った車を購入したのか、はたまた購入してから燃費の悪さに気がついたのか……。いずれにしても、これから車を買う人は燃費を重視したほうがよさそうです。
【4位】乗車人数
子育てママが車選びで重視するポイントの4位は「乗車人数」でした。
ママとパパ、子どもだけなら4人乗りの軽自動車でも問題ありませんが、子どもが3人の5人家族なら定員5人の車では手狭に感じることも。また、
「8人乗れるので、親戚も一緒に遊びに行ける(子ども 1歳と4歳・30代のママ)」
といったように、乗車人数に余裕のある車を選び、子どもの友人や祖父母とのおでかけを楽しむママもいました。
【5位】乗り降りのしやすさ
子育てママが車選びで重視するポイントの5位は「乗り降りのしやすさ」でした。
ママたちが考える「乗り降りのしやすさ」は、自分たちの乗り降りよりも、子どもの乗せ降ろしのしやすさ!
そんなママたちに支持されているのがスライドドアです。
「スライドドアなので子供達を乗せる時に楽(子ども 0歳と1歳と3歳・30代のママ)」
と、開口部の広さから、子どもの乗せ降ろしが楽にできるよう。さらに、
「店舗の駐車場などで隣の車にぶつけるという心配がない(子ども 2歳と4歳・30代のママ)」
と、スライドドアなら子どもがうっかりドアパンチをする心配もありません。
「スライドドアは子持ちには楽。ハンズフリーで開けられる点も良い(子ども 0歳と3歳・30代のママ)」
と、大荷物だったり子どもを抱っこしていても開けられるハンズフリーのスライドドアなら言うことなしです。
【6位】安全性
子育てママが車選びで重視するポイントの6位は「安全性」でした。家族の命を預ける車ですから、ママが安全性にこだわるのも当然のことでしょう。
「視界が広い(子ども 中学生と高卒以上・50代のママ)」
「高速渋滞時のアシスト機能が素晴らしい(子ども 0歳と小学生高学年・40代のママ)」
と、運転のしやすさやサポート機能を重視。しかし、安全性についてママたちがこだわるコメントはさほど多くはないのが興味深いところ。
安全であることが大前提であるため、特別な機能にまではこだわらないのかもしれません。
【7位】メーカー
子育てママが車選びで重視するポイントの7位は「メーカー」でした。
「電気自動車に興味があったからテスラに。ガソリン車よりも格段に荷物が積めるのが魅力的だった(子ども 1歳と3歳・30代のママ)」
と、お気に入りのメーカーがあるママがいれば、特定のメーカーを避けるママもいました。
【8位】デザイン
子育てママが車選びで重視するポイントの8位は「デザイン」でした。車だってファッションと同じようにこだわりたいもの。
「他人と被らないワンボックスカーが欲しかったからシャランを買った(子ども 4歳・30代の妊娠中のママ)」
「見た目が好きでエクストレイルを選んだ(子ども 中学生・40代のママ)」
と、好きなデザインで人とは差をつけたいというママも。
【9位】維持費
子育てママが車選びで重視するポイントの9位は「維持費」でした。
自動車税や自動車保険、ガソリン代など、車を購入した後にも所有しているとお金がかかります。そのため、維持費を安く抑えたいと思うのも自然なことでしょう。
「維持費が最優先(子ども 2歳・40代のママ)」
「コスパがいいのがメリット(子ども 小学生中学年・40代のママ)」
と教えてくれたママたちは、自動車税や自賠責保険、車検費用などが安く済む軽自動車を所有していました。
【10位】機能や仕様の充実
子育てママが車選びで重視するポイントの10位は「機能や仕様の充実」でした。
最近の車には、自動運転機能や車輪逸脱制御装置、誤発信抑制制御機能など、さまざまな機能が搭載されています。
それにも関わらず、ママたちが車を選ぶとき際に、機能にはさほど興味がないようです。
国内販売の新型自動車には、後方視界確保装置(バックカメラ)や自動ブレーキ、オートライト機能などの搭載が義務づけられているため、あえてママたちがこだわらなくても安心の機能が搭載されているのかもしれません。
子育てママが車を買い替えるタイミングは?
先述したように、魅力的な新機能を搭載した車が続々と登場。新しいものについ目が行ってしまいそうですが、子育て中のママたちはどうなのでしょうか。
ママたちが車を買い替えるタイミングをランキングでご紹介します。
【1位】車の故障や不備がわかったとき
子育てママが車を買い替えるタイミングの1位は「車の故障や不備がわかったとき」でした。
故障や不具合を修理するために高額な費用がかかるくらいなら、車を買い替えてしまおうと考えるママが多いようです。
また、車を購入してから10年というのは、買い替えのひとつの指標になっていました。
「修理の回数が多くなったら(子ども 1歳と4歳と小学生低学年・30代のママ)」
「故障や購入した方が安いような修理が必要になったとき(子ども 0歳と小学生中学年)」
「今乗っているのがもう10年以上経ち、あちこち不具合が出ては修理してるので、そろそろかもしれません。(子ども 小学生中学年と高学年・40代のママ)」
「今の車が故障するか、購入から10年程度たったタイミング(子ども 小学生低学年と高学年・40代のママ)」
【2位】子どもの成長に合わせて
子育てママが車を買い替えるタイミングの2位は「子どもの成長に合わせて」でした。
複数のチャイルドシートを設置しなくてはならない時期は大きな車が必要。でも、子どもが家族のレジャーに参加しなくなる頃には小さな車で事足りる。
このように子どもの成長に応じて必要なタイプの車も変わるようです。
また、車で子どもの登園や習い事などの送迎をする場合、家族みんなで乗るファミリーカーに加えて、セカンドカーとして軽自動車を購入する家庭もあるようです。
「ジュニアシートとチャイルドシートがいらなくなった時(子ども 0歳と2歳と4歳・30代のママ)」
「子供が少し大きくなって習い事の送迎があるときなど(子ども 5歳と小学生中学年・40代のママ)」
「ちょうど今検討してます。息子2人がサッカーをしていて、試合などで遠方に行く為乗り心地を重視して探し始めました。(子ども 小学生低学年と高学年と中学生・30代のママ)」
「子供全員小学生になったら(子ども 2歳と4歳と5歳と小学生低学年と中学年・30代のママ)」
「子供が親との行動を嫌がるようになった時(子ども 小学生低学年と高学年・40代のママ)」
「今の車が乗れなくなった時、息子が中学生になり家族揃ってのお出かけが減った時(子ども 5歳・40代のママ)」
「こそだてが終わる頃(子ども 0歳・20代のママ)」
【3位】車検や保険更新のタイミングに
子育てママが車を買い替えるタイミングの3位は「車検や保険更新のタイミング」でした。
年式が古い車の場合、自動車保険料や車検費用が高くなる傾向があります。多額の費用がかかるくらいなら、その分を新車購入に充てようとママたちは考えているようです。
ママたちからの声にはあがりませんでしたが、車検代や保険料が高くなるほか、新車登録してから13年経過すると自動車税が高くなるというのも頭に入れておいたほうがよさそうです。
「車検代が高くつくようになった時(子ども 小学生高学年と中学生と高卒以上・40代のママ)」
「車の保険の更新がある年(子ども 2歳・30代のママ)」
「車検満了のタイミング(子ども 0歳と2歳と3歳・30代のママ)」
【4位】家族が増えたとき
子育てママが車を買い替えるタイミングの4位は「家族が増えたとき」でした。
家族の人数に合わせて、大きな車に買い替えるのも納得です。その場合、単に乗車定員に収まればいいというわけでもありません。
ベビーシートやチャイルドシートを装着するために、家族の人数プラスアルファの大きな車を購入する家庭もありました。
「子供が新たに生まれたタイミング(子ども 2歳と5歳・30代のママ)」
「2人目が生まれた後(子ども 1歳・30代の妊娠中のママ)」
「子供が生まれて3人になったので、今すぐ欲しいです(子ども 0歳と1歳と2歳・30代のママ)」
「子供が3人になり、チャイルドシートとジュニアシートを3つ乗せるために9人乗りの車に乗り換えました(子ども 0歳と2歳と4歳・30代のママ)」
「ママの車が古いので、近々乗り換える予定です。子どもが数人欲しいので、ファミリーカーは欲しいと以前から夫婦で話していたこともあり(子ども 1歳・20代のママ)」
【5位】引っ越し・転勤時
子育てママが車を買い替えるタイミングの5位は「引っ越し・転勤時」でした。
公共交通機関が発達した都市部なら車は家庭に1台でも生活できますが、自家用車で移動することが主である郊外では一人に一台の車が地域もあります。
そのため、郊外に引っ越しをするときや、地方に転勤をする際に車を買い替えると考えているママも少なくありません。
ファミリーカーの買い替えのほか、ママやパパが通勤や移動のために使うセカンドカーを買うことも考えているようです。
「郊外に引っ越した時(子ども 0歳と5歳・30代のママ)」
「夫の転勤(子ども 2歳と3歳・30代のママ)」
「転勤して車移動が不可欠になったらもう一台買うと思います(子ども 4歳と小学生中学年・30代のママ)」
「車が必須の地域に引っ越したら(子ども 0歳と2歳と5歳・30代のママ)」
「車がないと移動が不便なところに引っ越す場合(子ども 小学生中学年と高学年・30代のママ)」
その他
ランキング外ではありますが、こんなママたちの声もありました。
「そろそろ走行距離が10万kmになるので乗り換えたいです(子ども 5歳・30代のママ)」
「ママが免許を取ったら買い替えたい(子ども 小学生中学年・40代のママ)」
「車庫が空いたらもう1台買いたい(子ども 3歳・30代のママ)」
「私はすぐにでも買い替えたいが、夫が乗り気ではないためなかなか変えれない。主人の気持ちが固まった時が買い替えのタイミングになりそうです(子ども 4歳と小学生低学年)」
子育てママの車まとめ
子どもの送迎をしたり、たくさんの荷物を積んでレジャーに出かけたりと、家庭によって車の利用シーンはさまざま。
しかし、子育て中のママたちにとって、車が大事な移動手段であることは共通していました。
同じ車に長く乗るのも素敵ですが、今どきのママたちは子どもの人数や成長に合わせて賢く車を乗り替えているのも特徴です。
先輩ママたちの声を参考にして、どのような車が必要なのかをきちんと見極めて、家族にぴったりの1台を見つけてくださいね。
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