「マラソン大会」と聞けば思い出す、上位をもぎ取った母の死闘!
ユキミです。
息子ユキタこときったん8歳の母です。
先日息子の学校でマラソン大会があった。
学校からもらったお手紙には「ぜひご家族で応援に来てください!」とあるが…
走りながら手を振って、後で先生から叱られないのだろうか…と母はひやひやしたよ。
(後で息子に聞いたらおとがめなかったらしい)
そんなファンサをくれた息子の目標は脇目も降らず1等を狙うことより、応援に来てくれた母に「元気に走っているよ」という姿を見せることだったらしい。
立派に達成できている。
ちなみに1等の子たちはじめ上位5位くらいの子たちの走りはそれはそれは見事だった。
でかいトラックを3周くらいで計1キロくらいは走っていたと思うのだが、彼らはペースが全然落ちない。大人顔負けのガッツと頼もしい走りっぷりに感動が止まらなかった。
私自身幼少期からとんでもなく運動が苦手なので、足が速い子を見ると関心してつい見入ってしまう。
そんな私も小学校中学校ではマラソン大会があったのだが、小学校は万年ビリであった。
同じクラスの女子が「私めっちゃ遅いもん、今年はビリになりそう~」と落ち込んでいても、「いや、私が当日休まない限り絶対それはないから大丈夫だよ」と胸を張って言い切れるくらい足が超遅かった。
悲しくもマラソン大会当日に体調を崩すほど運に恵まれているタイプでもなかったので、小学校6年間マラソンは安定の万年ビリ。
私がいたおかげで同じクラスの女子たちはビリになる気持ちを味わわずにすんだので、ちょっとは万年ビリも皆の幼少期に役に立ったかもしれない。
そして中学校のマラソン大会。中学時代私は卓球部に入っていた。
大変練習が厳しく卓球部とは名ばかりの、ほぼ7割は陸上部なのでは…?というくらい体力筋力精神力向上のため毎日毎日徹底的に走り込みをしていた。
そしてマラソン大会前日、顧問の先生が「こんだけ毎日走り込んでいるのだから、明日のマラソン大会上位10位まで卓球部が独占するくらいじゃないとおかしい!」「部員全員最低でも20位(学年の女子は80人くらいだった)に入らないと、罰として毎日の走り込みを増やす」と鬼の宣告を言い渡したもんだから、部員はみんな顔を真っ青にし次の日のマラソン大会全員死に物狂いで走った。
結果、私は学年で12位だか13位になり生まれて初めてかけっこ系の競技でビリ以外をもぎ取った。
マジで勝ち取るというよりもぎ取るという表現が正しいくらい一心不乱に右足と左足を前に出すことだけを考えたマラソン大会だった。恐怖がすべての原動力。
マラソン大会というとこれらの思い出がちらつくどころか、強烈に思い出されてしまうのが私の悲しい青春である。
きっと来年の息子のマラソン大会のときはまたこの思い出が「マラソン大会といったら」と言わんばかりに頭に映し出されるんだろうなぁと思った。
ユキミ
毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さん。
夫と息子の3人暮らし。実家は関東、現在は関西に在住。絶賛ワンオペ育児中!
普段はインスタグラムにて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
息子との毎日をはじめ、わが家の日常生活を垣間見ることができるインスタグラムはこちら @yukita_1110
ライブドア公式ブロガーとなったユキミさんのブログ、ユキミの「ちょっと聞いてくれよ」も大好評です。
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