ワンオペ育児は孤独!ママが直面しているワンオペ育児のつらさとは?

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      パパ不在のワンオペ育児で、ママがいちばんつらいこととは?

      すっかり定着している「ワンオペ育児」という言葉。ご存知のとおり、育児・家事のほとんどをひとりで行うことをいいます。今の日本で「ワンオペ育児」といえば、それを担うのはやはりママです。
      育児・家事に対してのパパの意識もずいぶん変化してきたと思いますが、ママの「ワンオペ育児」の現状はどうなっているのでしょうか?

       


      ★自分は「ワンオペ育児」をしていると思いますか
      ?★

       

      👑1位👑
      はい
      (49%)

       

      2位
      どちらともいえない
      (26%)

       

      3位
      いいえ
      (25%)

       

      約半数のママが、「ワンオペ育児をしている」と回答。「どちらともいえない」「ワンオペ育児ではない」というママはほぼ同数でした。


      ★「ワンオペ育児」である理由は
      ?★

       

      👑1位👑
      パパが仕事で忙しいから
      (68%)

       

      2位
      その他
      (14%)

       

      3位
      パパに育児を任せられないから
      (10%)

       

      4位
      パパが育児をしないから
      (7%)

       

      ワンオペ育児となっている理由を聞いてみたところ、1位は圧倒的に「パパの仕事の忙しさ」。パパが単身赴任、土日も仕事があるといった状況の人も。また、「シングルマザーなので」との回答も複数ありました。

      「パパに育児を任せられない」「パパが育児をしない」は合わせて17%。ワンオペ育児がつらい理由、それはこの回答にあるように思います。パパが育児をしていないということは、「パパが育児の大変さをわかっていない」ということ。さらにママたちをつらくさせるのは、育児の大変さを知ろうとしないパパの態度かもしれません。

      ワンオペママたちがどんなことをつらいと感じているのか、聞いてみました。

       

      ママの体調が悪くてもワンオペ!

      ●しんどい時や体調が悪い時でもやらないといけないことが多く心も体も休まらないことです。

      ●寝不足だと思います。自分のペースで眠れないし、夜中もトイレや夜泣き、寝返りで蹴飛ばされたりと365日安眠ができない。その寝不足の状態でどんなに体調が悪くてもスケジュールに無理があっても、すべて自力で解決するしかないこと。

      ●自分が体調が悪い時に助けてもらえないこと。子どもと2人でコロナにかかった時は、子どもは元気なのに私は寝たきり状態で、でも子どもの食事は作らないとだしオムツも替えなきゃだし…とても辛かったです。

       

      ひとりの時間がないワンオペ!

      ●ひとりになりたいのになれないこと。普通にご飯を食べたり好きな時間に寝たり、好きな時間にゆっくりとお風呂に入ったりという当たり前のことが何年間もできないこと。

      ●ひとりだけの時間がまったく持てないことですね。
      10分でもいいので自分のことだけをできたり、ボーッとする時間が持てると気持ちにも余裕ができるのですが、それがないのでつらいです。

       

      子どもと向き合うのがつらくなるワンオペ!

      ●子どもがかんしゃくを起こし、自分も限界で、2人で叫びながら泣くしかなくて、何もできずただ時間が過ぎていく。

      ●ご飯やお風呂などいろいろ大変なことはあるが、上の子と下の子がダブルで甘えたい、かまってほしい、かんしゃくが重なった時が自分的には精神的に参ります。

      ●子どもが泣いていてもご飯を作ったりしないといけないこと。
      抱っこしてあげたいけどできない時がつらい。

      ●4月からの幼稚園生活が始まった末っ子の生活リズムがまだできていなく、夕方からぐずってばかり。夕飯、風呂、寝かしつけが上手くいかずイライラな私。そこへ上の子が宿題もせずテレビばかり見て…ますますイライラが募ってます。イライラしたり、怒ってばかりの自分がほんと情けなく嫌になります。

      ●気持ちがいっぱいいっぱいで上の子につらく当たってしまいそうになっても逃げ場がないこと。

       

      家事と仕事も大変なワンオペ!

      ●朝時間までに自分と子どもの用意を済ませ、仕事に向かうこと。朝の一連の用意で仕事が始まる前から疲れていることがつらいです。

      ●ふたりの子どもの機嫌が悪く、家事がまったく進まず、食事の時間やお風呂の時間などすべてが追われること。

      ●子どものことにかかりすぎていて、家事に手が回らないなること、心も家の中もへとへとでぐちゃぐちゃで、そして、それを吐き出す場所もなくてつらいです。

      ●8歳の長女が自分のこと(宿題など)をしない、3歳の長男が姉にちょっかいを出す、0歳の次女がうんちをしてオムツを替えなきゃいけないのに、授乳のタイミングでお腹が空いていてギャン泣きしている。夜中の授乳で寝不足ななか、その3つが全部一緒に来て&夕飯の準備をしなきゃいけない時などはつらいです。。。

       

      ママの心が折れそうになるワンオペ!

      ●孤独を感じること。

      ●つらさをわかってくれる相手がいない。

      ●今はいろいろと改めたり諦めているからつらくはないですが、そう思えるまでやらなきゃいけないことに追われてつらかった。パパのせいにしがちだったから、ケンカが多かった。

      ●感謝されないこと。

      ●他に頼れないところ。
      すべてが自分にのしかかってる感じ。

      ●大変さをいちばん知ってほしい人に知ってもらえない。

       

      ママたちのリアルな声から、ワンオペ育児のつらさが伝わってきました。

      特に「つらい」と多くの声があがったのは、ママの体調がよくないときと子どもの機嫌が悪いときの大変さ。頼れる人がいないなかで、どんな状況もひとりで解決していかなければならないのは、本当に大変なことです。
      ママがするべきことは育児だけでもなく家事だけでもないわけで、さらにフルタイムやパートなどの仕事もしているとなれば、ママの負担は相当なもの……。

      そして、「孤独」もワンオペ育児のキーワードでした。
      子どもが小さいときは特に外の世界とのへだたりを感じがちですが、これがワンオペ育児となるとプレッシャーもあいまって、ママの心がつらくなってしまいますよね。子どもが成長して、赤ちゃんのお世話が終わったとしてもやるべきことはたくさんあるわけで、さらに子どもの気持ちと向き合うという大変な育児が続きます。

      ママのコメントにもあった「大変さをいちばん知ってほしい人に知ってもらえない」。
      知ってほしい人は、やはりパパであるはず。
      パパが理解してくれるだけで、孤独は少しでも癒されるはず。

      それぞれの家庭で事情は違うと思います。実際の育児・家事のほとんどをママがやらなくてはならないとしても、せめて「孤独」からは解放されてほしいと思います。
      「仕事をしているから、家事も育児もしなくていい」と思っているパパ、ママの話をぜひ聞いてあげてください。